だいねのブログ

だいね職員インタビューVol.2

2022年11月23日

【2016年入社 課長 兼 だいね川越府川所長 富岡良太さん】

だいね職員インタビューとして、2016 年入社の富岡良太さんにお話を聞きました!

富岡さんは入社後、だいね川越府川やだいね霞ヶ関での勤務経験、そしてだいね霞ヶ関の所長を経て、現在は課長兼だいね川越府川の所長の役職を担っています。

だいね川越府川事業所は、認知症対応型通所介護として特に認知症に関する深い知識や適切な対応が必要とされますが、富岡さんは入社時より利用者様への細やかで秀逸なアプローチがまるで職人技のように光る存在でした。現在はだいねの課長兼所長として、後輩職員の育成指導にも尽力しています。

——まず介護業界で働くきっかけについて教えてください。

T:あれは今から23年前の夏、中学2年生の修学旅行で京都に行った時の話です。市バス内で、ご高齢のご婦人に席を譲った際に笑顔で「ありがとう!」と言われました。その時の全身に走った衝撃が忘れられず、直接的に人の役に立つ仕事がしたいと思い、介護の世界を目指しました。福祉科のある高校を探しましたが、遠方であった為、高校は近所の工業高校に通い、専門学校在学中に介護福祉士の資格を取得し、介護老人保健施設、デイサービスを経験し、現在に至ります。

——富岡さんの志は中学時代から始まっていたのですね。とても感慨深いです。

だいねで働くうえでどんな時にやりがいを感じていますか?

T:だいね川越府川は認知症対応型として様々な症状の方が利用されております。共に充実した一日を過ごさせていただいております。大変な中にも、利用者様の笑顔が見れた時にやりがいを感じます。

——所長として働くうえで気をつけていることや心構えなどありましたらぜひ教えてください。

T:一人一人の性格や行動パターン、相性・嗜好等々、しっかりと個人を理解・把握した上で対応やアプローチの仕方を考え、メンバーと共有し、その方にあったサービスの提供を心がけております。

——なるほど、とても難しいことですが大切なことですね。

働いていて良かったことや印象に残っているエピソードなどはありますか?

T:だいね川越府川のスタッフは、日々、悩みながら模索しながら、愛情をもって一人一人と向き合い対応しています。根気強く関わり、その成果として利用者様からの感謝の言葉や笑顔が見られた際にはとても嬉しく、スタッフ同士で喜びを分かち合っております。スタッフと利用者様とのほのぼのとした姿を見ると大変嬉しくなります。質問の答えになってますか?

——すてきなエピソードですね、日々の皆さんの努力があるからこそ喜びも大きいものですよね。

では仕事へのモチベーションを維持する方法などありましたらぜひ教えてください。

T:髪型です。ちょこちょこ切ったりして、変化を付けております。セットの仕方もそうですが、毎日同じ髪型ではなく、自分に何か変化を付けることで仕事へのモチベーションを維持しております。

——いつも清潔感のある髪型ですよね、変化をつけているのは初めて知りました!

休みの日はどのように過ごしていますか?

T:カメ1匹、4種類のドジョウ16匹、3種類のカニ7匹のお世話をしております。周辺のペットショップをウロウロして衝動買いしたり、水槽のレイアウトをしたり、なるべく仕事の事を考えずリフレッシュできる時間をつくって過ごしております。

——ドジョウにカニ?!?!どうやってお世話するのか気になるところです・・!

今後の目標などぜひお聞かせください。

T:愛のある介護を目指したいです。

——シンプルですがとても深い意味をもつ言葉ですね。

最後にこれから入社する後輩職員へどんなことを期待しますか?メッセージもお願いします!

T:介護の世界はとても奥が深いです。同じ認知症でも、個々に性格も生きてきた過程も環境も異なります。全員同じ対応という訳ではなく、個々に合った対応・アプローチが必要となります。そこが面白くやりがいのある部分だと思います。十人十色、個々に合った対応・アプローチで良くも悪くも変わってきます。介護を志す皆様、まずは一人一人を理解・把握することから始め、その方を深く知ることで、その方に合った対応・アプローチ・関わり方が分かってきます。人間を知り、理解し、向き合い・寄り添った介護が出来る方を期待します。

ご協力ありがとうございました!

↑だいね川越府川事業所内には利用者様やスタッフの素敵な似顔絵がたくさん(*^-^*)

すべて富岡さんが描いたものです。行かれた方はぜひ見てみてくださいね♪

 

(interviewer:中田)